米の付加価値サービス:登録制度(生活クラブ)

 


お米の購買量を予約する制度が生活クラブ生協で行われています。

1年分の自分の家で使うお米を米作り農家に予約するわけですが、

私は、生活クラブ員ですので、このシステムに興味がありました。

このサービスで一番特徴があるのが、

米作り農家と登録員と生活クラブが一緒になって米作りをするという、

連携が感じられることなのです。

そのサービスをご紹介しましょう。

 

たとえば、生活クラブは、生協でありながら米の卸免許を取得し、

複雑な流通である米の産地の様子が分かるようにと努力をしている点、

米作りの生産基盤を確保するために、予約制度を取り入れたこと、

不正な加工などを排除するために、

米が加工品に使われていないかなどの状況を常に監督するなどのサービスが挙げられます。

 

たまたま、昨年からバイオエタノールの問題や異常気象が原因で、

穀物価格が世界中で高騰し、日本の食事内容に異変が起きているのです。

それは、お米への回帰が見られると言いうことです。

こうして、予約制度は順調に進んでいるのですが、

さらに、生活クラブでは、独自の備蓄米制度も作ったことから、

危機管理を全うする点でも安心です。

 

では、生産者と消費者にとって、

この予約制度がどんなメリットがあるか、簡単にまとめておきましょう。

組合員としては、生産者と希望するお米を一緒に考えることで、

納得した米が手に入ります。

将来にわたって、国産の主食を確保できることが、

ひいては国土環境を守ることになるので、一石二鳥ですね。

一方、生産者は組合員と相談することで、その費用を補償してもらえます。

また、食べてくれる相手が決まっていることから、生産意欲が増します。

これまた、一石二鳥と言えるでしょう。