米作り〜米作りの付加価値の付け方:国土保全〜

 

米作りの付加価値として、最近特にそれが問題視されているのが、

水田による国土保全ではないでしょうか?

新幹線から見る岡山県あたりの水田風景は誰をも楽しませてくれるものだったと、

ある人が話しているのを聞いたことがありますが、
この地方でも新しいショッピングセンターが建ったり、

荒れ果てた水田を見かけるようにもなっています。

 

また、和歌山県では、最近ひどい洪水には至らないが、

あちこちで河川が氾濫するようになったと言われています。

この原因は、山の方の水田が耕作放棄となったために、
水田の保水機能が働かなくなったからなのです。

そこで、費用をかけて、河川工事をすることも行われたのですが、

これは、街の美観を損なうという点から、喜ばれるものではなかったのです。

こうして、再び、水田を復活させようとする意識が芽生える場合もあるのですね。

 

農業、特に米作りは日本独自の、誇れる歴史的な農業です。

和歌山県のように、国土保全という点では何の経済効果もないと言えるでしょうが、

それが米作りの大きな付加価値であることは間違いありません。

お米作りによって米を販売する経済効果とは別に、

米作りのついでに発生する付加価値はこの、

洪水を防ぐという点で評価されるようになりました、

これは、外部不経済と呼ばれるもので、米作りの付加価値になるのです。

 

我が国は、アジア・モンスーン気候で巣ので、世界の中でも降水量は多い方です。

それによる集中豪雨、台風に対して自然の中での水田は、

雨水を一時的にためこむことで、洪水を軽減させ、防止し、国土を守っていると言えるのです。

米作りの付加価値を見直さねばなりませんね。