米作り:米作りの付加価値の付け方〜棚田〜

 


日本の田んぼの約1割が棚田だというのを聞いて驚きました。
田んぼの放棄が進んで、その一番多いところが中山間地の棚田だというのです。

これは、もったいないと言って片づけられない問題が多いからだとは思いますが、

米作りの付加価値減少につながると思いませんか?

というのは、棚田が山の斜面や谷に階段状にできていることから作業は大変だけれども、

日本独特の景観が失われると思うからです。

 

棚田というものをご覧になった方も多いとは思いますが、

険しい斜面を切り開き、丁寧に作られた棚田をみると、

その緑豊かな田んぼに心癒され、懐かしさを覚える人も少なくはないでしょう。

これが米作りの大きな付加価値となっているのです。

さらにそこには、脈々と受け継がれた米作りに向かう人々のひたむきさも感じられるものです。

そのせいか、外国人の観光客も最近では多く見かけると言われています。

 


平成7年に棚田をどうすれば守れるかというテーマで、サミットが開かれたことがあります。

これをきっかけにマスコミが取り上げるようになり、

各地の棚田が紹介されることも珍しくなくなりました。

日本中で、現在117市町村、134地区の棚田が「日本の棚田百選」に認定されましたが、

いずれも観光地として有名になったのです。

 


人口密度も高く、窮屈は都会生活を送る人々にとって、

自然に触れることができる棚田はかけがえのない存在と言えるでしょう。

これを金額ペースで試算すると、1年で24千億ほどの効果があると出ております。

最近では、さらに、農村滞在ツアー、体験ツアー、勾留ツアーなどのグリーンツーリズムの盛んです。