三重県の米のほ場整備
 
三重県の菰野町では、米のほ場整備の事業が全国的に見ても、先進的であると言われています。
昭和36年に制定された農業基本法では農業と他産業の格差から、
生産性の向上などを目指して、菰野
町ではいち早く農業構造改善事業に取り組んだのですが、
米作りでは、
水田のほ場整備を推進したのです。  
昭和39年度に農業構造改善事業に則って、
諏訪、川北地区の42・2ヘクタール部分のほ場整備が行われましたし、
このときに、バルブを利用した灌漑方法が始まりましたし、
海蔵河の回収も行われたのです。これらの事業が、ほ場整備にとても役に立ったのです。
河川の整備が結局はほ場整備に大きな影響を及ぼすのですね。

 
ところで、同じようなほ場整備は他の地域でも計画だけはあったのですが、
これが実現しなかったのは、受益者に十分な理解が得られなく、実現しなかったと言われています。
ということは、それだけ、この菰野町では農業に携わる人たちの熱心さと労苦があったからですが、
平成5年には、菰野町のほ場整備発祥の地と記念して、「先駆
創成」の記念碑が建立されました。
昭和44年に農業振興地域の整備に関する法律(農振法)が制定されましたが、
その後、菰野町では全町のほ場整備の長期計画が作られ、
さまざまな補助事業を導入することによって、各地でのほ場整備が行われました。
現在では、す
ばらしく整然とした水田になっているのです。
ほ場整備は、米づくりのた
めには大事な基盤作りと言えますね。
eaeiuiae.jpg