米作り:米粉


米粉と言えば、小麦粉とは違う、真っ白な粉を思い出しますが、

これは、米を製粉したものです。

別名、穀粉(こくこ)とも呼ばれますが、

国産米つまり地元産米の消費を拡大するために、

米粉の市場開拓、販路の拡大などが、今期待されているのです。つまり、
米粉と言うのは、通常はうるち米ともち米のくず米から作られるのですが、

コメの消費量を増やすためにも、最近粒米として利用できる米も米粉にしているケースも出てきたのです。

 


くず米以外の米粉の原料になる米は、

加工用米、ミニマムアクセス米(MA米)、現物弁済米などです。

加工用米は主にJAが取り扱い、粒食用の米を加工用とすることになるので、

減反ができるからです。原料米としてはくず米の米粉より価格がやや高くなりますが、

品質の保証は確かですね。ですから、米粉は原料の違いだけではなく、

加工法によって上新粉、白玉粉などと呼ばれるものに分かれます。

 


日本では米の消費が激減し、
1963年度には1341万トンだったものが、最近は900万トン台になりました。

一人当たりで言うと、ほぼ半分の年間60キログラムにまで減ったのです。

ですから、行政や関係団体がその消費拡大を考えるのは当然ですが、

それが、これまでのせんべい、団子、おもちなどの和菓子などだけでは大した消費拡大にはなりません。

そこで、続いて、パンや麺などの量産も考えたのですが、

期待以上に普及しなかったのは、コメと麦の価格差も原因の一つでした。

 

近年、麦の国際相場が中国、インドの食料需要増大、

バイオ燃料の推進、気候の変動など様々な要因になって、小麦の価格が急騰しています。

このおかげで、比較駅米粉への注目が戻り、

米粉の増産支援に農林水産省が乗り出したのです。

米粉の利用の幅を考えれば、更なる増産がのぞまれます。

ただ、今は、米粉にするまでの経費が高く、

お金のない農家は手が出しにくいのが現状です。

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