米の品種:スノーパール

 


スノーパールという米は、食べ比べるとすぐわかると言われています。

低アミロース米とは一般米よりもややアミロース値が低いのが特徴ですが、

そのなかでも、含量が低いために、もち米に近いのに、「スノーパール」があります。

低アミロース米のアミロース含量は516%の範囲内として考えますが、

含量が10%を下回ってくると、白さが増していますし、

炊くと餅の匂いがすると言われています。

 


【特徴】

「スノーパール」は「ミルキークイーン」よりもやや大粒で3%程度アミロース含量が低いです。

そのため、白濁度も強くなっています。

穂が出たあと1020日の平均気温が大事で、

22度〜27度であれば、その特性が強く現れます。

半もち米とも言われ、「コシヒカリ」とは異なったソフトでありながら、強い粘り気がでます。

東北の場合、トヨニシキより早い中生となり、

長稈で耐倒伏性やいもち耐病性に欠けていますので、

倒伏しないように、肥料のやり過ぎも要注意です。

炊飯米は光沢がよく、粘りが強いのが特徴で、

炊飯時の水分は10%程度少なめで、ちょうどいいでしょう。

 

【利用法と加工食品例】

スノーパール米は炊飯以外に、調理・加工品に適しています。

それは、チルド米飯、冷凍チルド米飯、ソフト米菓、アルファ化米、団子などですが、

うるち米ともち米のブレンドにも適しています。

 

【品種】


奥羽344号として、平成11年品種登録され、水稲農林356号と命名されました。

【育種場所】

スノーパールは、東北地方での栽培が適するものです。