米の品種:低アレルゲン米
 
糖分を取り過ぎると、アレルギー症状を起こす人がいます。
これを米アレルギーと言いますが、その症状はほとんどが湿疹で、
ひどくなると、アトピー性皮
膚炎を起こします。
米アレルギーを起こす重要な誘因は、砂糖、果糖、ア
ルコールなどですが、
これらをエネルギーとして消費することに積極的で
あれば、
その症状が軽くなるという特徴があります。
また、米アレルギー
はアレルギーが重症化してから現れるのですが、
身体の状態が良いほうに向かうと、その回復は非常に速いと言われています。 

 
【特徴】
米アレルギーには二つのタイプがあることから、
それに対応するようにと、米の開発がなされました。
早く症状が出るが、蛋白が原因の場合と、
症状が出るまでに数日はかかり、
そこに至るまでにこの米を食べ続ける場合にのみ、
症状が出る場合の
2種類があるのです。

 

【利用法と加工食品例】

1の米アレルギーの場合は、
アレルギーの一般的な血液検査を参考にするのですが、この研究はかなり進んでいます。
水に溶けるタイプのタンパク質が問題だとされ、
特に米の表面にこの物質が存在するという研究結果も出ていますが、
この低アレルゲン米は開発に費用がかかり、大変高価な米になっています。
そのためにも、加工された米として、
玄米を利用した低アレルゲン米が開発されつつあります。


2の米アレルギーに向く米は、「ゆきひかり」です。
一般の血液検査では米アレルギーはわからないのですが、
皮膚テストと特別の血液検査を参考にしています。
 
【品種】
「ゆきひかり」は第
2のタイプの低アレルゲン米で、
米の糖質に反応が遅れる場合にこれが向いています。
特に、米アレルギーを起こしやすいのが「コシヒカリ」ですので、
先祖に「コシヒカリ」が含まれていない品種として、「ゆきひかり」がえらばれたのです。
以上のように、おいしいお米ほど米アレルギーが出やすいことから、
その取り組みにはまだまだ課題があるものと思われます。

【育種場所】
日本各地で取り組みが行われています。