米の品種:観賞用米

 

現在、米作りは生産過剰傾向にあることから、転作が必要な場合に、

水田の有効活用を図るために、景観作物としての観賞用米を作付けする傾向が強まっています。

生け花やドライフラワーとして、稲が使われることは皆さんご存じと思いますが、

たわわに実った稲を添えるだけでも、

生け花などではとても風情のある雰囲気が楽しめますよね。

これらの観賞用米について、ここでは取り上げます。

 

【特徴】

古代米の品種の中から、特殊な種類は古代稲の特殊観賞用として、ニーズがあるものです。

ただし、これらの品は、種子の根が高いということで、あまり使われないのですが、

これは、国や企業や販売店の理解がまだ乏しく、

やむをえないと言わねばならないところが残念な品種となっています。

 

【利用法と加工食品例】

米作りの場を広げるために、観賞用米を作付する人の為の種販売、

ドライフラワー、生け花用に出荷されています。
あくまでも食用にするものではありません。

 

【品目】

特殊変態稲と言われるもので、その品種は非常に多いです。

・紅古都:(べにこと) 縄文時代の赤米の祖先になります。典型的な太古の野生稲です。

・黒太閤:(くろたいこう)稲穂の籾が黒く、月明かりに黒光りしている稲です。

・神丹穂:(かんにほ) 赤紅色の穂先で、きれいですが、

すぐに首をたれるという、太古の稲の特徴をもっています。

・朱洛陽:(あからくよう)籾の色が朱色なので、

あたりが真っ赤に染まるところが特徴で、稲の丈が高いのが特徴です。

・黄金稲:(こがねいね) 粒が小さく、黄金色をしています。

背は低いですが、実がこぼれるところが特徴です。

・紫黒毘沙:(しこくびしゃ) 玄米は紫黒米で、籾が土色です。

茎が太く、葉がススキのように大きいです。

・白瑞光:(しろずいこう) 白のげがとても気品のある稲です。

背が高いので、陽性のように美しいです。

・紫楊貴:(むらさきようき) 古代中国から伝わったもので、

当時の容器日が食したとされている紫黒米で、栄養豊富です。

・凛白老:(りんはくろう) 稲の歴史の中では最古になる品種です。

背も高く、穂もながさでは世界一でしょう。

・朱妖:(しゅよう) 稲穂の色が朱色であることから、

とても派手な稲ですが、その美しさは世界一だと言われています。

・夕霧:(ゆうぎり) 源氏物語の夕霧のイメージです。

気品ある赤い稲穂が、控えめで落ち着いています。

などなど、他の品種についてはこちらのサ
イトをご参照ください。

http://ww2.et.tiki.ne.jp/~konnchuu/kodai17.html

【育種場所】

東北など、米作りの盛んな地域で最近転作に観賞用米が育てられています。