米の種類:たんぱく質変異米
 
最近は様々な新形質米と呼ばれる米作りが行われていますが、
このたんぱく質変異米もその一つです。
今までに無かった食味、機能、多収性など、さまざまな特性のあるお米を使って、
遺伝
子組み換えを行った結果ですが、
とくに、タンパク質変異米というのは、
消化性の良いグルテリンというタンパク質が少ないだけではなく、
さらに、
消化されにくいプロラミンというタンパク質が多いために、
実質的には低
たんぱく米と呼ばれているのです。

 
【特徴】
タンパク質を吸収しにくいことから、
腎臓病や糖尿病の患者さんが低たんぱくの食事を摂るよう、
医者の指示があった場合にと、開発された米です。
すぐ消化されてしまうという、グルテリンが通常の半分以下であり、
しかも、残りのグルテリンについても、消化がしにくい品種であることから、
低たんぱくと認められています。
 
【利用法と加工食品例】
米中心の生活から、カロリーも蛋白も摂取しすぎる食生活に変わったことによって、
さまざまな成人病が発生したため、
今は、お米をいかに上手に摂取するかが求められる時代になりました。
こうして、今は、低たんぱく質の食事コントロールをしなければならない人に求められるのが、
たんぱく質の含有量を少なくしたお米なのです。
その点、ダイエット向きでもあると言えるでしょう。
 
【品種】
低グルテリン米など、各種の低たんぱく米があります。

【育種場所】
 特に定まっていません。
日本各地で、健康食としての低たんぱく米の開発が進んでいます。