地方別の米の取り組み:宮城

 


宮城県で行われているピロール農法とは、どのようなものでしょう。

これは、特にアレルギーのあるお子さんなどに喜ばれるお米ですが、
栄養豊富なことから、最近注目を集めるようになりました。

ピロールという資材を田んぼに散布するのですが、これによって、田んぼの藻の繁殖が進みます。

この藻は「らん藻」と呼ばれるものですが、らん藻の中のバクテリアによって、

おいしくしかも栄養価が高いお米ができるのです。

 

ピロール資材は普通の有機資材に海洋沈積物などを加えたものですが、

これによって、特定のらん藻が繁殖しやすくなるのです。

このらん藻が光合成をおこない、窒素を固定する働きがあるので、

植物に栄養が行き渡りやすくなるのです。

土中にあるさまざまなミネラルを吸収しやすくするだけではなく、

さらには、農薬やダイオキシンも分解してくれることから、

残留農薬が出ないことも、喜ばれるゆえんです。

 

ですから、ピエール農法によって栽培されたお米は、

弱アルカリ性で、高酸化力が強くなっています。

また、カルシュームやマグネシウム、亜鉛などのミネラルが豊富に含まれていますし、

安全性も高いことでは、非常に安心だと言われています。

また、不飽和脂肪酸が多いので、動脈硬化を防ぐ働きもしております。

 

面白いのは、米ぬかのおいしさです。

どれほどここに栄養が含まれているかは皆さんご存じかと思われますが、

きな粉の代わりにもなるとのこと。試してみたい気がいたします。

アレルゲンが少ないことから、アレルギー体質の人にはお薦めですが、

安全性や栄養価を考えて、病院食などでの利用も多くなっています。

 
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