米作り:病害虫の防除技術 岩手県と香川県の場合

 


質の良い米作りへの取り組みが盛んになって、有機栽培などが注目されています。

たとえば、平成11年産の米の味ランキングによると、

岩手県南部の「ひとめぼれ」が、特Aの評価を得ることができたのは、どうしてなのでしょう。

この岩手県の特A6年連続であったというのですから、

特別の努力があったと言ってもいいでしょう。

この間、日本各地では、高温障害やカメムシの被害などが多発したときだったからです。

 


岩手県では、さらに良質米産地として安定的な地位を固めることを目標として、

平成12年からは「いわて純情米レベルアップ運動」が展開されましたが、

それは、適地適品種の作付けに心がけ、安定した品質が確保できる栽培条件を整えたのです。

そのひとつに、気象変動に対応できるように、さらには、適切な病害虫防除の技術が研究されたことです。

 

いもち病やカメムシ防除のため、耕種的な対策を立て、

その発生の際には、適切な薬剤防除を組み合わせる方法なのです。

そのためには、病害虫の発生予察という取り組みも充実されることが必要でした。

 

さて、病害虫防除技術としては、適切な施肥管理が挙げられます。

地力チッソや有機物施用量に応じて、

基肥チッソ量を加減すること、生育診断や葉色などの判断を間違えず、怠らず、

日頃から行うことが求められるのです。

病害虫の防除技術とは、このように日頃の目配りが大事だと言えるでしょう。

そして、それを裏から支えるものが除草作業だとも言えます。

元気な稲であればこそ、病害虫を防除できることも忘れてはならないのです。

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