米作り:施肥・追肥

 

 


施肥については、気をつけるのは窒素の量で
す。

窒素肥料が多いと稲が倒れやすくなるし、生育後半の追肥は、

米の蛋白含量を高めてしまうので、米の味が落ちる心配があります。

窒素の施肥量は必ず、控えめにします。

 

 

基肥といって、田植え前に蒔く肥料に有機質の鶏フンを使う場合など、

肥料の効果が表れる時期が気候や土壌によって、

左右されることが多いのは、やむをえないことです。

化学肥料に比べて、

草丈や茎の数、葉の数、葉の色などを頻繁に調査することは欠かせないのですが、

安全重視を思えば、やむをえません。

 

 

ですから、基肥の場合、品種、土壌などを考慮の上、目標穂数を確保する最低限の量を与えます。
特にコシヒカリは、生育前半の窒素量は少なくても大丈夫で、

基肥の際に、窒素が多すぎると、蛋白含有量が高まると言われています。

これは、追肥の場合も同じで、窒素含有率は低めにしましょう。

穂がまだ幼い時期に行う追肥は、さほど穂に直接含まれることは少ないのですが、

穂がはらんだ時期になると、直接穂のタンパク質に影響を与えるとされています。
ですから、追肥で窒素を与える場合、
遅くなるほど、玄米生産効率が下がるのです。

 

 


ところで、菜の花を水田に漉き込むと、10アール当たりの約3トンが、

化学肥料の50.70kgに相当する効果を上げると言われています。

菜の花が土中で徐々に分解され、ゆっくりと効果を表すもので、

菜の花を漉き込まないときよりも、窒素肥料を30から50%も減らせるのは、うれしい話です。



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