健康食としての赤米

近年は健康がブームとなり、運動器具やサプリメントが人気でしたが、ここにきて健康のために食事自体を見直すことも重要視されています。

赤米はそんな健康食ブームで注目され始めた食材の一つです。

赤米のみならず、雑穀と呼ばれたひえや粟なども注目されています。

雑穀の中でも赤米はポリフェノールの一種であるタンニンを含んでいる貴重な穀物です。

赤米のその赤みは白米と一緒に炊き上げたとき、ご飯全体が薄くピンク色に染まるほどです。

精米のしかたで色の加減は変わりますが、赤い色とその色が持つ栄養素を考えれば玄米のまま食べるのが最良だといえます。

タンニンのほかにも赤米には白米以上にタンパク質、各種ビタミン、ミネラル分が多く含まれていることにも注目すべきでしょう。

ただし、赤米は決しておいしい米というわけではありません。

栄養素は確かに白米に勝りますが、デンプン質が多いために白米よりも遥かにパサパサしていますし、多くの品種は一粒一粒に芒があり、それが舌触りや歯触りを悪くしているので、単体では食べられたものではないという意見がほとんどです。

赤米を食べる場合は白米と混ぜ、軽く水で洗ってから数時間は水につけておくと味がよくなるといわれています。

炊飯の前に少量の天然塩を加えると味がまろやかになり、よりいっそう食べやすくなります。

水につけておかなくてはならないという手間はありますが、栄養素を考えれば赤米に人気が出るのもうなずけます。