米作りの栽培の仕方(3月)

 

 

暖かい地方でしたら、2月から、あるいは雪が積もっているところでも、

3月になると、米作りの栽培の仕方のひとつ、種作りが始まります。

昨秋、集められた種は籾柄が付いたまま、紙袋に入れて保管されているのですが、

この種籾は、10アールの水田に4キログラムは必要でしょう。

 

 

先ず、保管されていた種籾の中から、

未熟なものを取り去るために風を当てて、選別をしなければなりません。

この装置を唐箕と呼びますが、機械の上からも身を少しずつ落とし、

風を当てることで、未熟な種を吹き飛ばすのです。

風の当て方で、選別の基準が変わってしまいますので、

これはかなり熟練がいるのではないでしょうか?

 

 


米作りの栽培の仕方の中から、3月に行う次の作業は脱芒(だつぼう)というものです。

籾の先の「芒(ぼう)」と呼ばれる部分にある「とげ」や、

籾が穂とつながっている「枝梗(しこう)」というじくの部分が残っている場合があるので、

これを取り去る作業をするのです。

この機会は、味噌作りの際にも使われるすぐれものになっています。

 

 

最後に、籾の比重を食塩水を使って確認します。

より良い籾を選別するためですが、

塩水に沈んだ籾だけが上質なものとされるのですね。

特に厳しく選別する場合は、塩水を濃くすることで可能になるというのも、

面白いですそれでも沈む籾は、比重が軽く手、密度が薄いということなのですね。

この塩水の濃さは、10リットルの水に2,3キログラムの塩を入れるのが普通だそうです。

米作りの栽培の仕方は、3月に行われるこの種作りが下準備の最後になります。